私が中学生に上がった時の違和感。
武士の時代には12歳で元服という風習があった、などと言われてもTVで流れてくる中学生はまだ大人というには子どもっぽいのになぁとか感じてしまう。「今日から君たちは中学生!大人だ!」といきなり学校の先生に言われ、衝撃を受けたのを覚えています。 今でもあまり変わらないのかな? やはり、不安定さが中学生の根底にある気がします。 高校生になるとだんだんと折り合いがついてくる。 もうすぐ本当に社会人になるんだ・・・という感触や、「大学に行けばそれを4年先延ばせる」という感覚がありました。 中学生を預かることが多い学習塾。 みんな日々葛藤していて、喜怒哀楽が激しい。一日の濃度が濃い生活を送る子も多いが、そんな自分と距離を置いてあまり立ち入らないようにしている子もまた多い、そんな気がします。 大人として扱うのであれば「未熟者」というレッテルを貼らずに「大人」として扱うのが良いのかもしれません。どの大人も特定の苦手分野についてはいつでも未熟者で、完璧な大人などいるはずもないのでそういう対等な付き合いにしてあげることが大事なのかな・・・と、そんなことを思っています。 中学生というのは難しい時期、と親御さんがよく口にされます。 きっとそうなんでしょう。その難しさの実態を考えたとき、「小学生の時のように子ども扱いできない」ということと「まだ大人というには明らかに未熟である」ということが、育ててきたからこそうまく切り替えられなくて戸惑うという親側の現象だとしたら、上手に子離れしていくことで思春期の問題を解くに大きな問題にしない親御さんがいらっしゃるのも納得がいくなぁと思ってみています。 #中学生の親になるということ
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ラロ東京・神奈川で学習塾を運営しています。株式投資を始めて3年。 Archives
October 2021
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